くすみとは肌が持っている透明感や明るさやツヤが失われ、顔全体がその人本来の肌の色よりも段々と暗く見えるようになる状態を言います。

 

くすみにはいくつか種類がありそれぞれ原因は異なります。

 

■主なくすみの種類

・乾燥によるくすみ

保湿が不十分なためにターンオーバーが乱れ、古い角質がうまくはがれず、潤いが損なわれたように見える状態のことです。

また、これにより肌のバリア機能が低下し紫外線の影響をうけやすくなり、更にくすみが悪化してしまう要因にもなってしまいます。

 

・血行不良によるくすみ

血液やリンパの流れが滞り、肌の組織や細胞に十分な栄養分が行き届かず、顔色が悪く見えたり、肌ツヤの低下、ターンオーバーの乱れなどを引き起こし、くすみとして肌に現れてしまいます。

疲れや不健康を感じさせ、老けて見えてしまうのが特徴です。

 

・紫外線によるくすみ

シミと同様のメカニズムでできるくすみです。肌全体が日焼けしたように茶色っぽく見えるのが特徴です。

紫外線を浴びることで、肌の中にメラニンが増えすぎて沈着してしまい、肌が黒ずんでしまった状態のことです。

放置すると色が濃くなりシミの原因にもなってしまいます。

 

・糖化によるくすみ(黄ぐすみ)

肌が黄色くくすんでしまうのが特徴です。

糖質と脂質の摂りすぎが主な原因であると考えられています。

 

 

あざとは色味として茶あざ、黒あざ、青あざ、赤あざ、形状としては平らなものから表面が盛り上がったものなど、様々な種類があり、先天的な「あざ」・後天的な「あざ」に分けられます。

 

先天性のものとして代表的なのは、赤ちゃんに発生する蒙古斑です。

後天性の「あざ」としては打撲が代表的です。小さい頃に運動中などに怪我をしてしまい、青紫色のあざができてしまったことがきっかけでできるあざです。

 

■主なあざの種類

青あざ(太田母斑)

先天的に皮膚にあらわれる薄青いあざ。後天的に目の周りやこめかみにも比較的多く出現するものもあります。

 

茶あざ(カフェオレ斑)

茶アザは日焼けした肌のような色をしたアザで、直径1cmに満たないものから肩・胸全体に拡がるものまであります。

 

黒あざ(色素細胞母斑)

皮膚の色素異常により大量のメラニンが黒色に見え、中には隆起を伴うものも。ほくろも黒あざのひとつです。

大きさも直径1cmのものから、最重症例ではほぼ全身にわたるものまであります。

 

 

赤あざ(単純性血管腫)

血管の異常増生および拡張により、境のはっきりした平らな赤あざができます。体のあらゆる部分に大小問わずで色もき、明るいピンクから暗紫色まで様々です。

 

■予防・治療方法

当院では出来てしまったあざ、くすみには以下の治療方法をおススメしております。

ピコレーザーが治療で照射するレーザーはナノ秒(10億分の1秒)より短いピコ秒(1兆分の1秒)というほんの一瞬です。

これにより今までのレーザーでは破壊できなかった深部の色素や黒・茶色だけでなく、ほぼ全てのカラーの色素を除去することが可能となりました。

施術は軽度の痛みを感じます。痛みには個人差がありますが麻酔は必要ありません。

エイジングや紫外線のダメージによるお肌の変化に幅広く対応できる光線療法です。

治療の時間も短時間で、痛みも少なく、しかもダウンタイムもないため「無痛で、メスを使わずに、お肌を若々しく取り戻す」最新鋭の光治療です。

ターゲットとなる色素のみを選択的に破壊し、周囲組織への熱影響を最小にし、正常な肌や組織にダメージを与えないレーザー治療です。